スネアドラムは「ドラマーの個性が一番出る楽器」だといわれています。そういわれると、楽曲を聴いて「ドラマーが誰か」を推測する場合に、自然と一番聴いているのは確かにスネアですね。ちなみにスネアドラムというのは「ドン、タン、ドド、タン」とドラムが聴こえた時の「タン」と鳴っている奴です。
「金属胴」「木胴」に限らず、ドラムのシェル素材(胴の素材のこと)は多種多様で、それぞれが様々なドラムサウンドを作り出しています。中でもスネアドラムで使用されているシェルはマテリアルの百花繚乱。聞いた事もないような木の名前、金属の種類、果てはカーボンファイバー、強化プラスチック、アクリル、チタン合金・・・etc。ある程度強度があれば、どんな素材でもドラムにしてしまうメーカーの開発力には驚くばかり。堅いシェル、薄いシェル、専用スタンドにセットするので、「ウソ!」ってくらい重量があるものもあります。それぞれが異なるサウンドなので、選ぶ時は「あれもこれも」と迷ってしまいますが、私が所有しているものは比較的オーソドックスな木胴メイプルシェルと、金属胴ブラスシェルです。
YAMAHA
Maple Custom Vintage
MSD0115
LUDWIG
Brass Edition
LB400BT 更新!
TAMA
Starclassic
SMS1465
メイプル
ヴィンテージナチュラル
ブラス
クロームメッキ
メイプル
アクアマリン
スネアの選び方も人それぞれで、絶対的な基準は無く、結局は気に入るかどうかだけです。ただ何でもそうですが、演奏暦が長くなると、楽器を選ぶ為の経験則も増えてくるわけで、さらに耳年増の私みたいにウンチクが入ると、もう手が付けられません。

私なんか、まず「名前」が重要ですもの(笑)

「カスタム」とか「エディション」とか「ヴィンテージ」とか「シグネチャー」とか、何やら特別な感じがするその手の単語が名前に入ったモデルにはヒジョーに弱い。そして見た目から入って、全体のルックス、色。さらにメーカーの名前、シェルの素材、その厚み、深さ、パーツの選択、仕上げ方法、プロミュージシャンの「誰それさん」が使ってるとかいないとか(笑)

電車の中でも暇さえあればカタログとにらめっこし、降りたハブ駅の楽器店を廻る日々。アホらしく思えるかもしれませんが、それらは私のスネア(をはじめとした楽器全般)を選ぶ際にとても大切な「楽しくも悩ましい習性」だと思います。ぶっちゃけ14番目の月なんですよ(笑)

CANOPUS
The Maple
M-1455
TAMA
PBS240
Pearl
Masters Custom
MMX-1465SD
メイプル
ナチュラル・ラッカー
ブラス
ヘアラインニッケルメッキ
メイプル
プラチナムミスト・ラッカー
YAMAHA
Maple Custom Vintage
MSD0115(改訂版)
TAMA
Starclassic
SMS1465(改訂版)
メイプル
ヴィンテージナチュラル
メイプル
京(ホワイトオレンジサンバースト)
体が一つなのにいくつも持ってるなんて、愚かですねドラマーって(笑)バンドマンの持つこの刹那は、簡単に言えば「欲しい欲しい病」(笑)なのですが、カメラ好きさんの「レンズ好き」とか、ボーナスが出たお父さんの「ゴルフクラブ選び」をイメージしていただくのが分かりやすいと思います。

話は変わりますが湿気の多い日本では、一年を通じてコンディションを一定に保ちやすい金属シェルはそれだけで
「アリ」ですね。まあ、結局は買っちゃった言い訳なんですけどね(笑)って事でスネア追加です。
TAMA
PL555N
Pearl
Marvin " Smitty " Smith
MS1440
TAMA
PBZ465A 追加!
ベルブラス コパー ブロンズ
最近ではメイプルやブラスシェルだけじゃなく、他のマテリアルも大変 欲しくなって 興味が沸いてきました(笑)。いやいやそれにしても、試しに行っただけなのに気に入ると後先考えずに買ってしまうクセだけは何とかしなくてはいけません。
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