修理から帰ってきて「ほぼ新品」になってしまったMSD0115。変わった部分と変わらなかった部分を紹介したいと思います。このページに関してはまず以下のリンクの2ページを先にご覧頂いてからの方が、より分かりやすいと思います。
楽器紹介 MSD011510年間:YAMAHAの場合
YAMAHA
Maple Custom Vintage
MSD0115(改)
カラー:ヴィンテージナチュラル(特殊合成樹脂塗装)

サイズ
シェル
フープ
テンション
14×5.5
メイプル7プライ7mm
アルミダイキャスト
10

今回帰ってきた新しいシェルには、ゴールドのネームプレート部分にシリアルナンバーが刻印されていました。これは意外に驚きだったのですが、シリアルナンバーって私の買った初期モデルには無かったんですね。前のシェルが手元に無いので、もはや確認する術がないのですが、プレート部分の写真があったのでそうだと分かりました。シリアルナンバーはいったい何処に書いてあったのでしょう。番号控えておかなかったな(笑)何番だったのだろう。よくシェル内部に品質保証のステッカーとか貼ってあるモデルもあるんですけど、これは貼ってありません。ドラムって普通は保証書無いんですよ。あってもユーザー証明書みたいなものです。
交換して頂いたパーツはゴールドパーツ合計22個のうちなんと21個(笑)、問題の無かったストレイナー部分を除いて、ごっそり交換してありました。フープはそのまま、多分ボルトもそのまま。でも肝心のシェルが交換になってるので9割方新品と言えるでしょう。交換修理を依頼したスナッピーのバット部分は、マイナーチェンジがあったからなのか、ダイアルが少し大きめのタイプに変更になっていて、とても回しやすくなっていますね。

修理を頼んだバット部分は交換済み
唯一交換されなかったストレイナー
ご覧のとおりピッカピカのラグ

音は正直
かなり変わりました。以前からこのスネアの特徴(クセ)だと思っていた部分。オープンリムショットをした際に、叩き手の耳に残る中高域の(ちょっと嫌だった)金属的な残響が全くなくなっていました。(この残響が聞こえるのは叩き手のみで、もともとスタジオ内の他の人にはあまり聞こえないらしい)このスネアは私にとってはじめて買ったメイプルスネアだったので、当時私は「メイプルは堅い木だからこういうものなのだろう」と考えていました。以前はこの音を消す為にフープをスチールに替えてみたり、ミュートを色々試したり、厚めのヘッドに変更してみたりと色々やっていたのですが、今回あがってきたこのリニューアル版(笑)は、そんなノウハウも必要無くなってしまい(笑)明らかに以前より音がオープンで、なおかつ整理されたというか、非常にスッキリしてしまって、私の中でのこのスネアに対する評価が2階級、いや3階級特進状態です。

おかげさまで現在、このスネアをチョイスする機会が
以前にも増して非常に増えており、新しいサウンドの探求に余念がありません。このスネアは現在でもしっかりとカタログモデルなので、気になる方は是非チェックされる事をオススメします。

いいじゃん(笑)最高! いや〜修理出して良かった!!


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