挿し絵代わりに入れていたドラムの写真も結構貯まってきたので、ここらで一発ギャラリーにしてみたいと思います。以下は私がこのサイトで使用している「自分で撮影した」ドラム機材のギャラリーです。
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まずはじめに、
これからこのページはドラムと一切関係のない話になるということを、お断りしておきます。

デジタルカメラはフィルムカメラとは違い、フィルム代や現像代などのランニングコストがかからず、プリントさえしなければ費用は電気代だけという経済上のメリットが何よりの強み。実をいうとまだまだフィルムカメラに追い付いていない部分もありますが、深夜に地球の裏側で起こった出来事の写真が、すぐにネットや次の日の新聞に掲載されるなど、「情報伝達のスピード化」という恩恵をもたらしたデジタルカメラの功績は計り知れません。皆さんの「おウチでプリントできる」という部分も含めた前述の「コスト的なメリット」と「撮ってすぐ結果が見れる」そして「データで送れる」というこの画期的なデジカメの特長は、カメラという機器における非常に大きなイノベーションであり、趣味の世界を除けばデジタルカメラは、既に「世の中から無くなっては困る」レベルまで到達したと思います。

以下はこのサイトで使用しているカメラです。
Canon EOS20D Canon EOS20D
Sensor : APS-C 8.2 MP CMOS
Shutter speed : 30 - 1/8000
使用レンズ
EF17-40mm F4L USM , EF100mm F2.8 マクロ USM
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG ほか
OLYMPUS E-1 OLYMPUS E-1
Sensor : 4/3-type 5.1MP CCD
Shutter speed : 60 - 1/4000
使用レンズ
ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
このサイトをはじめた最初の頃の写真はCanon EOS Kiss DIGITAL(初代)を使っていました。思っていたよりも操作が簡単で、結構使いやすくて丈夫で、プラスチックなのでまあまあ軽くて、当時(2003年頃)のデジタル一眼にしてはそこそこ小さくて、かなり画はキレイで、とても満足のいく「良いカメラ」だったのですが、起動時間がスイッチオンから3秒程度掛かるので、「あ、ちょっと待って!」とシャッターチャンスを逃す事もしばしば、結局オークションに出し、上位機種のEOS20Dにアップグレードしました(0.2秒の起動は爆速です!)。キヤノンはAWB(オートホワイトバランス)が他社に比べて非常に優秀なので、屋外でも室内でも、写真の色味が違っちゃう事が少なくて、特にJPGでの撮影がお気楽です。一方、起動時間が(私の使っていたEOS Kiss DIGITAL並に)遅いとされるオリンパスのE-1をあえて追加したのは、カメラ自体のデキが良いこと、デジタルなのにフィルムっぽいコクのある発色をしてくれること、雨の日に多少濡れても撮影できる防滴仕様が非常に安心であること、そして「ダストリダクション」と呼ばれる撮像素子にゴミが写り込まない機能がとてもステキだったからです。楽にパシャパシャ撮りたい時は20D、気合いを入れて撮る時にはE-1にしています。
昔から写真を「撮る事そのもの」は嫌いではありませんでしたが、もともとカメラは必要だから持っていただけで、私はそれほど「カメラそのもの」に興味があったわけではありませんでした。コンパクトタイプのフィルムカメラが壊れ「せっかくだから」と買った程度の(安めの)フィルム一眼レフカメラ。さすがに持っていたコンパクトよりは段違いにオートフォーカスが速いので、友人・親戚の集まりだったり、旅行の時などにとても重宝していました。しかしデジタル一眼レフを手にしてからというもの「結果がすぐに分かる喜び」に目覚め(笑)、昔から本格的にやられている方からすると「真似事」程度のお恥ずかしいモノですが、ちょっとだけ本腰を入れはじめたという次第です。生業がホームページの仕事なので、以前からクライアントさんより頂いた写真素材で仕事をする事は普通にあったのですが、最近では打ち合わせの時などに、わざとらしくカメラを持参して(笑)行くと、「あ、カメラもやってらっしゃるんですね。写真撮影もお願いできますか?」などと依頼される事も多く、結果「仕事」としてカメラを持つことも増えてきています。皆さん、仕事でも遊びでも「付加価値」が大切ですよ(笑)。それにしても我が事ながら、ここ最近の傾向であるデジタル一眼レフ普及後の「なんちゃってカメラマン」はこうして誕生するんですね。いやここだけの話にしておいてください。趣味だと経費で落とせないんで・・・(笑)

あ、そうそう。
このサイトのデザイン的な理由もありますが、私は基本的に縦長の写真が好きです。
縦長の写真を撮るときは、カメラを真っすぐではなく、クルマのハンドル操作の様に、多くの場合持っている左側にカメラを90度傾けて(回して)撮影します。手がカメラの上にくる状態ですね。でも最近のカメラは縦用のシャッターボタンが付いたバッテリーグリップ(写真右)なるオプションがあるので、縦に構えても手が通常の横位置のグリップで撮影できるので楽チンです。バッテリーの“持ち”も良くなるので20DとE-1両方に装着しています。私の場合、人を撮影するときの目安は、3人以上なら横長で、ピンか2人なら縦長で撮影しています。

ちなみに縦長の写真が好きな理由は、子供の頃最初に手にしたカメラが「OLYMPUS PEN EE3」だったから(←これ分かる人には分かります)です。夏休みにスーパーカー(バンド名ではない)の写真とか撮りにいったなあ・・・いや懐かしい。
Canon EOS20D
EF100mm F2.8 マクロ USMで撮影
人形は顔が猪木(古い?)ですが、カメラはレンズが命です。カメラ本体は正直言って何でも構いません。中古であろうが何だろうが、普通に動いてシャッターが切れれば安いもので充分です。しかしレンズは違います。同じカメラでも値段の高い高性能レンズであればあるほど、シャープで発色のいい写真が撮れます。キレイな写真が撮りたければレンズを奢るのは当たり前。5万円のカメラに20万円のレンズを使用するのは普通に「アリ」です。レンズひとつで写真の味わいが変化し、特に一眼レフは広角、標準、望遠レンズと、画角に応じてレンズを交換するのがデフォルトなので、高倍率ズームレンズ(ひとつで広角から望遠までイケる便利なレンズ)1本で済ませる 頑固もの 節約タイプの方以外は、何本、何十本とレンズを買いあさるマニアな人も多くいらっしゃいます。レンズ交換式カメラはレンズ沼と呼ばれる底なし沼にハマりがちな、趣味性の高い大人の遊びなのです。でもご心配なく、皆さんご存知のとおり私は既にスネア沼にどっぷりハマっているので(笑)レンズに関しては「そこそこ」に止めています。
最近私が特に好んで使うレンズは「マクロレンズ」と呼ばれるもので、普通のレンズよりも被写体に寄れ(思いきり近づいてもピントが合い)、非常にシャープに写せる接写用レンズです。ドラムをアップで撮る理由は簡単。こちとら撮影スタジオで撮っているワケではないので、周りまで入れると 写って欲しくないものまで 背景がうるさくなってしまい、せっかくの主題が引き立ちません。また、ここだけの話ですが「アップで撮る」とカッコよく写る確率が高くなると思います(笑)

このところ友人に「お前のホームページのドラムの写真、よく撮れてるよ。ドラムに対する愛情を感じるね!」などと、お褒めの言葉を頂いたりしていますが、ぶっちゃけ

モデルが居なかったのでドラムを撮影していただけです(笑)

ま、おかげでいろいろ勉強になりましたけどね。

賢明な方はもう既にお分かり頂けたと思いますが、このページではそんな写真を見せびらかすかと思いきや、
実は同じような写真を撮影しない様にするための更新用テンポラリです(笑)。このところページが増えてきて「あれ?、また同じような写真を・・・」とか「以前はどの構図で撮ってたっけ?」ってな事が増えてきました。何十枚も何百枚も撮っていると、実は結構忘れてしまうものだったりします。
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